2010年1月のミャンマー金環日食
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           観測地 : Bagan, Myanmer (東経 94°51.16′ 北緯 21°08.06′ 標高 56m)

       
     リングになった前後のハイライト写真 (8:29:15〜8:43:15UT  FS60C+EX1.6x+Teleplus1.5x、FinePixS5Pro)  
     
       
   2010年1月15日の金環日食は、最長金環時間が11分を越す極太リングが見られる日食だった。
金環帯は、アフリカ・インド洋・モルディブ・ミャンマー・中国などを通ったが、私は晴天率予想が最も高いミャンマーを観測地に選び、日通旅行主催・天文ガイド協賛の6泊7日のツアーに参加し、ミャンマー北部の遺跡の町バガンで観測した。
日食当日はごく淡い薄雲が出たものの、観測に影響するほどではなく、日食の全経過を楽しむことができた。
 
       
  イラワディ川河畔のレストランのテラスでの観測風景
右側の2つの鏡筒を載せた望遠鏡で拡大撮影、その前方の三脚に載せたカメラで連続食分撮影を行った。
拡大撮影用の機材
Hα光撮影用のSKY90(SolarMax90装着)と、白色光撮影用のFS60Cを、ビクセンガイドパックGPに同架した。
 
       
       
  5分毎に撮影した画像から作った全経過の動画 1分毎に撮影した画像から作った金環前後の動画  
       
     
  金環食全経過の5分毎の連続写真 (6:51〜10:06UT)
 FinePixS3Pro、Nikkor18-200mmF3.5-5.6(18mmF8)
 背景は、第2接触の約1.5時間前に撮影した風景である。
金環食中の風景に重ねた連続食分写真
 金環食の最中、リングになった太陽が川面できらきら反射するのが印象的だった。その風景と合成した連続食分写真。
 
       
     
  白色光で撮影した部分食
 FS60C+EX1.6x+Teleplus1.5x、FinePixS5Pro
Hα光で撮影した部分食
 SKY90+SolarMax90、DMK31AU03(モザイク合成)
 
       
     
  デジカメで撮影したリング状のHα太陽
 SKY90+SolarMax90、EOS5DmarkU
月に隠されるHα活動領域(USBカメラで撮影)
 SKY90+SolarMax90、DMK31AU03 (疑似カラー処理)
 
       
       
   三日月状の木漏れ日  リング状の木漏れ日  
       



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