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12月9日のラブジョイ彗星
前回、12月1日に撮影したラブジョイ彗星の写真をアップしたが、今回の画像は12月
9日の写真である。彗星は前回より太陽に近づいたので、イオンの尾がより明るく
写るようになった。一方、緑色のコマのサイズが心持ち小さくなったのは、地球から
彗星までの距離が少し遠くなったせいである。そして、前回はダストの尾の左側に
イオンの尾が伸びていたが、今回はダストの尾の真ん中の少し右側にイオンの尾が
見えているが、地球と彗星の尾の位置関係が変化したためである。（前回と同じ
条件で撮影し、ほぼ同じ画像処理を行った画像なので、比べると違いが分かる）
なお、上の写真では尾の先端が写野をはみ出しているので、より単焦点のレンズで
撮影した画像を下に載せる。この写真では画面の上辺まで淡い尾が写っており、
尾の長さは約８度であるが、淡い尾は更に伸びているようである。
撮影データ
撮影時刻 ： 2013.12.09 4:50〜5:20(JST)
望遠鏡 ： TOA130＋レデューサ（D＝130mm f＝720mm） SHOWA20E赤道儀
カメラ ： EOS5Dmark3
露 出 ： ISO800 １分59秒×15コマ
画像処理 ： 核基準コンポジット、ボケマスク減算、トーンカーブ、など
撮影地 ： 長野県 入笠山観測所
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