残像（13）　2010年８月　コペルニクス　クレーター         　　　　　 コペルニクス　クレーター 　　　　　　　　コペルニクスクレーターは、月面中央部にある直径９３Ｋｍのクレーターです。 　　　　　　　　比較的新しく出来たクレーターなので、階段状の周壁とその外側に沢山見られる 　　　　　　　　２次クレーター群が迫力ある景観を形成しており、また満月の前後にはコペル 　　　　　　　　ニクスを中心に広い範囲に拡がる光条も目立つことから、人気が高い月面観望 　　　　　　　　スポットになっている。 　　　　　　　　この写真は、下弦直後で太陽が低い角度からコペルニクスを照らしている位相で 　　　　　　　　撮ったので、荒々しい地形の詳細を写し取ることが出来た。このような細かい 　　　　　　　　地形を写すには、撮影時に気流が安定していることが重要で、太平洋高気圧が 　　　　　　　　どっしりと日本付近を覆う夏場がチャンスになります。 　　　　　　　　　撮影日時　：　２０１０年８月４日　３時３１分） 　　　　　　　　　望遠鏡　　：　タカハシμ２５０　(D=250mm,f=3000mm)直焦点 　　　　　　　　　カメラ　　：　ImagingSource DMK31AU03 (1024x768画素のUSBカメラ） 　　　　　　　　　露　光　　：　1/30秒×30fps×15秒 　　　　　　　　　画像処理　：　Avistackでスタック処理、PhotoshopCS3で階調処理、等 　　　　　　　　　撮影地　　：　自宅天体観測ドーム