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R-USM処理を行ったコロナ（3月９日の皆既日食）
３月９日の皆既日食は、皆既中ずっと薄雲が切れず、４絞り程度の減光と
雲の濃淡によるムラの影響を受けた画像しか得られなかった。
しかし、ある程度内部コロナが写った写真をコンポジットして、R-USM処理を
行えば、内部コロナの構造が出せるかもしれないと試してみたら、この画像の
ような結果が得られた。当日はシーイングがよかったせいか、思ったより
細かい内部コロナの構造の構造が表現でき、あきらめずに画像処理を行って
みるものだなと思った。
撮影時刻 ： 2016年3月9日 0:53UTC頃（現地時刻＝9:53）
カメラ ： ニコンD810
望遠鏡 ： FSQ85ED＋エクステンダED1.5x D=85mm、f=680mm
露 出 ： １秒×６コマ
画像処理 ： ６コマコンポジット、R-USM処理（回転ぼかし角＝3度）
撮影地 ： インドネシア テルナテ島 サッカースタジアム
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