残像（19）　2010年９月　南半球に現れた黒点群       　　　 　 南半球に現れた黒点群 　　　　　　　　１７日に東縁から現れた黒点群は久しぶりの大型群で、１８日１９日には 　　　　　　　　白色光では顕著な白斑を伴った姿が見られ、Ｈαでは複雑な磁力線構造が 　　　　　　　　見られた。 　　　　　　　　今回の白色光撮影は、最近入手した Baader Planetarium の Cool-Ceramic 　　　　　　　　Safety Herschel Prism を使い、13cm屈折のフル口径を絞らず撮影した。 　　　　　　　　これまでの拡大撮影系（10.5cm屈折の対物レンズの前に82φND400フィルターを 　　　　　　　　装着して撮影）より、明らかに解像度の高い画像が得られるようになった。 　　　　　　　　これから、大きな黒点の出現が増えることを期待したい。 　　　　　　　　　撮影日時　：　２０１０年９月１８日＆１９日 　　　　　　　　　望遠鏡　　：　白色　タカハシTOA130F+ﾃﾚﾌﾟﾗｽ2x　(D=130mm,f=2000mm) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Baader Herschel Prism ＋ND3.0＋ND0.6　で減光 　　　　　　　　　　　　　　　　Ｈα　コロナドSolarMax90T+ﾃﾚﾌﾟﾗｽ2x　(D=90mm,f=1600mm) 　　　　　　　　　カメラ　　：　ImagingSource DMK31AU03 (1024x768画素のUSBカメラ） 　　　　　　　　　露　光　　：　白色　1/769秒×30ps×10秒 　　　　　　　　　　　　　　　　Ｈα　1/92秒×30ps×10秒 　　　　　　　　　画像処理　：　Avistackでスタック処理、PhotoshopCS3で階調処理、等 　　　　　　　　　撮影地　　：　自宅天体観測ドーム