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白鳥座の網状星雲（NGC6992）
網状星雲は、数万年前に爆発した超新星の残骸のガスが光っている星雲で、
白鳥座の翼の部分にある。網状星雲全体は、幾つかのフィラメント状の星雲で
構成されていて、このＮＧＣ６９９２は東側にある一番明るい部分である。
写真ではこのようにカラフルな姿に写るが、肉眼で眺めるには夜空が十分に
暗い場所で大口径の望遠鏡を使う必要がある。撮影した日は空気が澄んでいて、
入笠山観測所でも２５cm反射望遠鏡を使ってその姿をイメージできる淡い光の
かたまりを確認できた。（以前、４０cmのドブソニアン望遠鏡でフィラメント
構造まで確認したことがあるが、２５cmではそこまでは見えなかった）
撮影日時 ： ２０１０年１１月４日 １９時３２分
望遠鏡 ： タカハシTOA130＋レデューサ（D=130mm、f=720mm）
カメラ ： ＥＯＳ５Ｄmark2（ＩＲ改造） ＩＳＯ４００
露 光 ： １０分×２コマ
画像処理 ： RAP2でダーク・フラット補正、PhotoshopCS3で階調調整、等
撮影地 ： 入笠山観測所 （気温：−２℃） |
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