残像（28）　2010年12月　Ｍ３１（アンドロメダ銀河）       　　　　　　Ｍ３１（アンドロメダ銀河） 　 　 　　 　　　 アンドロメダ大星雲とも呼ばれるＭ３１は、これまでに何度も撮影した対象だが、 　 　 　　　 　　 中心部の明るい部分の構造と淡い外縁部を同時に違和感なく再現することが 　 　 　　　 　　 容易でなく、いつかはそれに挑戦してみたいと思っていた。 　 　 　　　 　　 この写真を撮影した夜は、透明度・シーイング共に良好で、気温も−３℃と 　　　　　　　　　冷却機構なしのデジカメで撮影するには絶好の条件だったので、１０分露光を 　　　　　　　　　９回繰り返して撮影を行った。 　　　　　　　　　中心部の明るい部分の構造と淡い外縁部を同時に再現できる画像処理条件を 　　　　　　　　　探すのには苦心したが、何とかイメージした画像に近い仕上がりが得られた。 　　　　　　　　　撮影日時　：　２０１０年１１月３日　22時23分〜24時03分 　　　　　　　　　望遠鏡　　：　タカハシTOA130＋レデューサ（D=130mm、f=720mm） 　　　　　　　　　赤道儀　　：　昭和機械　２０Ｅ 　　　　　　　　　カメラ　　：　キャノンＥＯＳ５Ｄmark2（ＩＤＡＳ ＡＰ改造） 　　　　　　　　　ガイド　　：　ＦＳ６０Ｃ＋ＳＴ４０２でオートガイド 　　　　　　　　　露　光　　：　１０分×９コマ 　　　　　　　　　画像処理　：　RAP2でダーク・フラット補正、StellaImage6でコンポジット 　　　　　　　　　　　　　　　　PhotoshopCS3でﾏｽｷﾝｸﾞ処理、階調処理、ｼｬｰﾌﾟﾈｽ処理、など 　　　　　　　　　撮影地　　：　長野県　入笠山観測所