残像(29) 2010年12月 プロミネンスとフィラメント 


     
      巨大プロミネンスと消えたフィラメント
           12月6日前後に、太陽南半球の長大なフィラメントとつながって見える
           巨大なプロミネンスが東縁に現れたが、フィラメントは12月7日には消出
           していた。
           太陽観測衛星SDOの画像では、フィラメントは6日の夜に噴出を起こした
         ようで、その様子は「宇宙天気ニュース」のホームページで見ることが出来る。
           http://swnews.jp/2010/swnews_1012071126.html
         噴出の瞬間は捉えられなかったが、ダイナミックな太陽活動が実感できる現象の
         前後の変化は記録に残せた。

         撮影日時 : (写真に記載)
         望遠鏡  : コロナド SolarMax90T(下段のみ、テレプラス2xを併用)
         カメラ  : 上段=SBIG ST-2000XM
                下段=ImagingSource DMK31AU03.AS
         露 光  : 上段=2ms
                下段=1/92s×30fps×10秒
         画像処理 : 上段=SI6でデジタル現像、Photoshopでカラー化+シャープネス処理、等
                下段=AviStackでスタック、Photoshopでカラー化+シャープネス処理、等
         撮影地  : 12/05,12/07=自宅ドーム、12/06=入笠山観測所