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木星と天王星の接近
昨年から今年にかけて、木星と天王星がかなり接近する現象が３回も起こった。
その３回目の接近が、新年早々の１月４日の夜に起こり、衛星を従えた木星と
天王星が同じ写野に収まる姿を望遠鏡で撮影した。
ただ、接近したと言っても２つの惑星の距離は月の直径ぐらいの距離（0.5度）
あったので、木星の大きさ（約40秒）や天王星の大きさ（約3秒）と比べると
かなり離れていて、写真にするとやや間延びした感がある。
木星の明るさ（-2.3等）に比べて、天王星（5.9等）や木星の衛星（5〜6等）は
数百分の１の明るさしかなく、天王星を写すと木星本体は飽和してしまうので
別に撮影した木星の画像をはめ込むことで、大きさの関係が分かるようにした。
木星の左右に並んでいる衛星の名前は、下の写真に示した。
撮影日時 ： 木星と天王星 2011年1月04日 19:21
木星本体 2011年1月04日 19:13
望遠鏡 ： 木星と天王星 TOA130 + フラットナ （f=980mm）
木星本体 TOA130 + テレプラス3x (f=3000mm)
カメラ ： 木星と天王星 キャノンEOS5Dmark2
木星本体 ImaginSource DFK21AU04
露 光 ： 木星と天王星 4秒
木星本体 1/30秒×30fps×60秒
画像処理 ： 木星本体はAviStack2でスタック処理し、相対サイズを
合わせて木星と天王星の画像へのはめ込み合成
撮影地 ： 自宅ドーム |
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