残像(35) 2011年1月 冬の星空 


     
      冬の星空
           今の季節(1月下旬)の21〜22時頃に見える星空の全天写真である。
           冬は空気が澄んでいる事が多い上に明るい星が多いので、星空が華やかである。
           画面の中央部を上から下に流れている天の川に沿って、ぎょしゃ座のカペラ、
           双子座のカストルとポルックス、牡牛座のアルデバラン、オリオン座のベテル
         ギウスとリゲル、小犬座のプロキオン、大犬座のシリウスといった、お馴染みの
         星達が並んでいる。更に北(上)の空には、北極星を挟んで、左に北斗七星、
         右にカシオペア座も見えている。
         この写真は、昨年11月に入笠山の山頂から撮ったものである。入笠山の星空は
         本州中部の中ではかなり暗い方だが、南東方向(左下)は甲府方面の光芒、南西
         方向(右下)は伊那方面の光芒、北の方向(上)は諏訪方面の光芒で、それぞれ
         地平線近くがかなり明るく写っている。

         撮影日時 : 2010年11月5日 3:15〜3:18
         カメラ  : EOS5Dmark2(IR改造) ISO400
         レンズ  : シグマ 8mmF3.5 + Lee Soft2 フィルター
         赤道儀  : MusicBox EQ (オルゴール赤道儀)
         露 光  : 3分 (気温−3℃)
         画像処理 : PhotoshopCS3で階調調整、等
         撮影地  : 長野県 入笠山山頂