|
日本の空に現れたパンスターズ彗星
2013年の期待の大彗星の第一弾・パンスターズ彗星（C/2011
L4）が3月10日に
近日点を通過した。当初の期待されたほどは明るくならないらしいとの情報が
流れていたが、南半球で撮影された写真を見ると中々見事な姿なので、日本で
見えるようになったら早速捉えようと、3月9日に西伊豆スカイラインの伽藍山に
遠征したが春霞のせいか見えなかった。3月10日は前線が本州を横切って雨が
降ったあとで、夕方から晴れる予報だったので、春霞が収まって彗星が見える
のではないかと思い、GPV予報を頼りに甲府盆地の南の山麓に出かけた。
17:30頃現地に着くと、天気は回復し眩しい太陽が南アルプスの稜線に沈む
ところだった。しばらくして夕焼けが進む中で、双眼鏡で南アルプスの稜線を
眺めていると、18:20頃短い尾が左上に伸びた淡い彗星を捉えることができた。
急いで写真も撮ったところ、雪煙をあげる蝙蝠岳の左上にかすかに尾を引く
彗星の姿が写っていた。
撮影日時 ： 2013年 3月 10日 18時24分
レンズ ： Aiニッコール180mmF2.8→F5.6
カメラ ： EOS5Dmark3
露光 ： ISO100 1/2秒
画像処理 ： PhotoshopCS3で階調調整
撮影地 ： 山梨県笛吹市 八代ふるさと公園
注：上の画像はノートリミングで、その点線で囲んだ部分を拡大したのが下の画像。
|
|
| |
|
|
| |
|
|
|
| |
|
|
|
|
