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日本の空に現れたパンスターズ彗星（その３）
3月10日・12日に続いて、3月15日にもパンスター彗星の撮影に出かけた。
今回の遠征先は、当初山梨県の忍野村の積もりだったが、GPV予報で富士山
周辺に雲がかかりそうだったので、思い切って長野県の霧ヶ峰に変更した。
途中、甲府盆地ではかなりもやっぽい空だったが、霧ヶ峰に向かって登って
いくと、もやの影響が少なくなった。（観測ポイントの標高は1700ｍ）
現地に着いたのは日没直前の17時45分頃で、西の空には少し薄雲があって
心配したが、薄明が進むにつれて薄雲は少なくなり、18時半頃から双眼鏡で
尾を引いた彗星が見え始め、しばらくすると肉眼でも彗星の核が確認できた。
（ただ、肉眼では尾はよく分からなかった）
今回は、望遠鏡と標準ズームレンズの2種類の光学系で撮影した。
撮影データ（上）
撮影日時 ： 2013年 3月 15日 18時54分
レンズ ： キャノンEF24-105mmF4 （105mmF４）
カメラ ： EOS5Dmark2
露光 ： ISO400 4秒
撮影データ（下）
撮影日時 ： 2013年 3月 15日 18時59分〜19時01分
レンズ ： Pentax105SDHF+レデューサ （f=500mm)
カメラ ： EOS5Dmark3
露光 ： ISO400 16秒×9コマ
共通データ
画像処理 ： PhotoshopCS3でトリミング＋階調調整
撮影地 ： 長野県 霧ヶ峰
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