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日本の空に現れたパンスターズ彗星（その４）
パンスターズ彗星は、太陽から少しずつ遠ざかりながら、夕方の西空を北に
移動していっているが、ここしばらくは高度があまり高くならない状態が続いて
いる。そのため、春霞がかかることが多い今の季節、平地で彗星の姿をクリアに
捉えることは中々難しいようだ。
そこで少しでも標高の高い場所に行って霞の上に出ようと、3月15日に続いて、
3月21日にも霧ヶ峰に出かけた。当日は、低空に霞のような薄雲がたなびく
天気だったが、月明かりに照らされた穂高岳を目掛けて沈んでいく彗星の姿を、
なんとかうまく捉えることができた。
撮影データ（上）
撮影日時 ： 2013年 3月 21日 19時04分
レンズ ： Nikkor ED180mmF2.8 （F2.8）
カメラ ： EOS5Dmark2
露光 ： ISO400 4秒
撮影データ（下）
撮影日時 ： 2013年 3月 21日 19時01分〜19時05分
レンズ ： Pentax105SDHF+レデューサ （f=500mm)
カメラ ： EOS5Dmark3
露光 ： ISO400 16秒×14コマ（加算平均コンポジット）
共通データ
画像処理 ： PhotoshopCS3で階調調整、トリミングなど
撮影地 ： 長野県 霧ヶ峰
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