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5月14日に現れたポスト・フレアループ
太陽の縁の近くで大きなフレアが起こった後、しばらくＨα光で太陽を眺めて
いると、フレアの減衰期にきれいなループ状のプロミネンスが現れることがある。
このポスト・フレアループと呼ばれる現象が、太陽北半球東縁の活動領域1748で
5月14日10時(JST)頃起こったフレアの後に見られた。
人工衛星のデータ等から1748はフレアを繰り返す活動的な状態であることが
わかっていたので、この日は、一旦太陽観測を終えてデータ整理を行ったあと、
再度太陽に望遠鏡を向けた結果、ポストフレアループを動画で捉えることが
できた。しかし、太陽観測仲間の記録（http://itoshimanohoshi.sub.jp/）を
見ると、11時頃からポストフレアの現象が見えていたことが分かり、もう少し
早いタイミングで望遠鏡を向けていればと、少し残念な気分である。
撮影データ
撮影日時 ： 2013年 5月 14日 12時04分〜13時04分
望遠鏡 ： SolarMax90T＋テレプラス1.5x
カメラ ： ImagingSource DFK21AU04
露光 ： 1/154s×15fps×10s ×61回
守屋氏作成のインターバル撮影ソフトで１分毎に撮影
画像処理 ： Avistack2でスタック処理、PhotoshopCS3で階調＆ｼｬｰﾌﾟﾈｽ補正
PhotoshopCS5でアニメーション化処理
撮影地 ： 自宅ドーム
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